信州 山の日

たかはし

2014年06月17日 16:25


今年度から、長野県が7月27日(翌年~7月第4日曜日)を「信州 山の日」に制定しました


<長野県HPから抜粋>
長野県は、県土の約8割を森林が占める全国有数の森林県です。この森林を水源とする豊富な水は、本県はもとより下流域の都市部へもその恩恵をもたらしています。また、全国に23座ある3,000m峰のうち15座を有する日本一の山岳と固有の生き物たちの宝庫である高原には、県内外から毎年70万人を超える人たちが訪れるなど、山が与えてくれる様々な「恵み」は私たちの生活になくてはならない貴重な財産です。

長野県民共通の財産であり、貴重な資源である「山」に感謝し、「山の恵み」を将来にわたり持続的に享受していくため、県では長野県独自の「山の日」を制定します。


(1)長野県の「山」魅力・価値

全国第1位
-国土地理院発表の「3,000峰」:15座(全国:23座)
-「山と渓谷社」調べ「山小屋数」:173軒(全国707軒)

全国第2位
- スキー場の数:77箇所(第1位:北海道 85箇所)

全国第3位
-自然公園面積:28万ha (第1位;北海道 87万ha)
-森林面積:106万ha (第1位:北海道 554万ha)

(2)長野県の「山」に関する課題等
・過去10年間で、「山岳・高原・湖沼」の観光利用者数は約1,100万人余減少
・登山道や山小屋トイレは管理面や費用面の課題を抱えており整備が進みにくい状況
・シカによる被害は農林業にとどまらず、交通事故の多発や高山植物の食害にも拡大
・本県特有の学校登山など、「山」に親しむ機会の創出が必要

10年で、約1,100万人余減少とは(;゜゜)

山小屋のトイレの問題は、徐々に解決しているかと思っておりました、南アルプス南部(有人小屋)の小屋のトイレもほとんどは、水洗トイレ、またはバイオトイレ等、奇麗なトイレが多くなったと感じています。

私が一番、心配なのは、食害です、鹿が、高山植物をいつか、食べつくしてしまうのでは???

山に登れば鹿除けのネットを南・北アルプス、八ヶ岳で多くみかけるようになりました。

世界最大の鹿肉消費国は、ドイツで、年間消費量は4万~4万5000t、

一方日本ではヨーロッパに比べ非常に少ないそうです。

増えすぎた鹿、高タンパクで低脂肪、さらに鉄分の含有量も非常に高いので、

生活習慣病といった病気の予防につながる食品として注目されているそうです。

日本でも、流通、保健所等、法律・規制の改革を行い、狩猟者数を増加(色々な課題もあるますが)させ、

近くのスーパーで購入できる肉になれば、鹿の個体数もぐっと減少することでしょうに・・・



---山の話から、鹿肉の話になってしまいました('-'*)エヘ---

↓ 鹿肉




<覚書>
-日本初の“エゾシカ専門カフェ”として話題を呼んでいる三軒茶屋の「エゾシカフェ

-長野県茅野市の山間に店を構えるフランス料理の「オーベルジュ・エスポワール
オーナーシェフの藤木徳彦氏は、信州ジビエを広めた中心人物で、ジビエ料理を全国に普及拡大させ、野生鳥獣被害の減少や地域の活性化を目指して設立された「日本ジビエ振興協議会」の代表を務める人物



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