2014年06月23日
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録

片倉工業(株)と聞いて富岡製糸工場を思い浮かべる方は、それほど多くはないのでしょうか?
この会社は、東証一部上場の、かつての片倉財閥(戦後、解体されました)に属した会社だそうです。
その会社のHPにアクセスしたら、
大きな文字で
一緒に過ごした時間を誇りに思います。
ありがとう。
そして、下記コメントが載っていました。
1939年から2005年まで片倉工業株式会社は、富岡製糸場の民間最後のオーナーを務め、共に歩んできました。
「世界の多くの人に良質の生糸を」という強い思いを持ち、自動繰糸機というこれまでにない機械を導入。
作業効率を上げ、大量生産を可能にし、一部の特権階級のものであったシルクを
世界中の人の手に届けることができました。
1987年に富岡製糸場の操業が停止した後も、これまでの歴史や、情熱を紡いでいきたいという思いから、
建物や機械のひとつひとつを、18年間、手をかけて守り続けてきました。
その富岡製糸場が、これからは世界遺産というかたちで、みなさんに語り継がれ、守られていくことを、
わたしたちは心より嬉しく思います。
2005年に富岡市に富岡製糸場の建物等を寄付し、2006年に富岡工場の敷地を売却しています。
なんと、素敵なストリーでしょう、それにしても、採算を度外視して、18年間もてをかけて守り続けるってなかなか
民間の企業で、出来る事ではないと思います。
片倉工業(株)さんに、表彰状でも差し上げたいくらいです