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Posted by naturum at

2012年02月05日

八島ヶ原湿原@霧ヶ峰

以前から泊まってみたいと思っていた「鷲ヶ峰ヒュッテ」に泊まり、八島ヶ原湿原をスノーシューで楽しんできました

オーナーで東京都出身の田口さんは、30数年前にこのヒュッテを買い取り、毎年自分で増改築し、今現在の建物になったそうです

ヒュッテの内部は、大変モダンで、蔵書も多く、オーナーご夫妻の趣味の良さが所々に感じられました















右は宿泊者が全員でテーブルを囲んでお食事を頂きます

夕食まで、左のテーブルで古~~~い「山と渓谷」を持参したワインを飲みながら、読みました

美術書、古いカメラ、依然オーナーが使用した、冬山のピッケル等が素敵にディスプレーされていて、興味深々でした















ナラのマキを使用しているそうです













このオブジェ、北軽井沢に住む芸術家にオーナーが依頼して作っていただいたそうです
テーブルの中央に置かれている理由は、一人でいらしている方が、お食事のとき、視線の行く場に困らぬようにと、
考慮して置かれたとのこと


























お部屋は6号室、予約のメイルを送信後、「霧ヶ峰を望む東向けのお部屋を予約させていただきました」

等、とても暖かい返信メイルを頂きました

私たちが宿泊したお部屋             おいしいお茶と紀州の梅(塩辛くて美味しかったです)














今日の夕食のメニュ-




















































2月5日、午前9時過ぎに鷲ヶ峰ヒュッテを出発、八島ヶ原湿原をスノーシューで散策です





























八島ケ原湿原や霧ヶ峰には何度も行っていますが、環境のこと、歴史のことなど初めて聞くことばかり・・

とても勉強になりました、50年したら、この辺りは森林地帯になるかもしれないそうです


三重県津市からいらしたファミリー&ガイドさん     私のスノーシュー2006年購入














走っている鹿の足跡


























北岳、仙丈ヶ岳付近と同じく、八島ヶ原湿原

昨年、鹿除けのネットが周辺に設置されました

にも関わらず、湿原を守るネット内に今現在3匹の鹿が入っているそうです














昨年、甲武信岳にいったときも柵を越え、登山道に戻りました

北アルプス、南アルプスでも同じ被害の情報を聞きます

鹿の天敵、日本オオカミが絶滅したのが原因なのでしょうか??



























 

☆☆覚書☆☆
霧ヶ峰(きりがみね)は、八ヶ岳中信高原国定公園中部にあり、長野県茅野市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町、小県郡長和町にまたがる。フォッサマグナ沿いに噴出した楯状火山である。最高峰は、車山(
1,925m)。山地帯夏緑樹林と亜高山帯針葉樹林の境界付近に存在する。

 

古来、カヤ類が刈り取られ利用されてきたため、山頂部は草原となっている。現在では、わずかずつ樹林面積が増加しつつある。

 

八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん)は、長野県のほぼ中央に位置する八ヶ岳中信高原国定公園中部の霧ヶ峰の北西部に位置する標高約1632mの高層湿原である。湿原の所在地は諏訪市及び諏訪郡下諏訪町にまたがる。

 

霧ヶ峰には、八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の3つの湿原があり、そのすべてが1939年(昭和14年)に国の天然記念物として個別に指定され、1960年(昭和35年)610日に八島ヶ原湿原の西半分の旧御料地を加え、個別に指定されていた3つの天然記念物は1件にまとめられ、現在の指定名称霧ヶ峯湿原植物群落となった[1] 八島ヶ原湿原は面積が43.2ha、泥炭層の厚さは約8.05m12千年前に誕生した高層湿原であり、日本の南限にあたる。




  


Posted by たかはし at 19:31Comments(2)長野県の山